バンテアイ・スレイ (Banteay Srei) はアンコール遺跡の一つで、ヒンドゥー教の寺院遺跡。アンコール・ワットの北東部に位置します。

アンコール・ワットから北に約25km〜35kmほど離れた郊外に位置しており、シェムリアップ市内からトゥクトゥクや車で約45分〜1時間ほどかかります。


バンテアイは砦、スレイは女で、「女の砦」を意味します。大部分が赤い砂岩により建造されています。精巧で深く彫られた美しい彫刻が全面に施されており観光客には大変な人気があり、「アンコール美術の至宝」などと賞賛されているそうです。中でもデヴァターの彫像は「東洋のモナリザ」とも呼ばれています。

967年、ラージェンドラヴァルマン王が臨席する下で着工式が行われ、息子のジャヤーヴァルマン5世の代に完成しました。

アンコール朝の衰退に伴い忘れ去られていましたが、1914年に再発見されます。1923年にはフランス人のアンドレ・マルローがデヴァター像を盗み出して逮捕され、注目を集めたそうです。

入場すると見えてくる光景 外周壁
外周壁の塔門の上の彫刻。
リンガが並んだ参道。リンガ(Linga)は、ヒンドゥー教のシヴァ神を象徴する、男性器をかたどった円柱状の石像・シンボルのこと。映画インディジョーンズ魔宮の伝説で出ていた、シヴァリンガはこのことか。
中央祠堂:塔の1階部分四隅にデヴァター像が見えます。
デヴァター像: 中央祠堂にあるデヴァター(女神)像は、フランスの作家アンドレ・マルローがその美しさに魅了され盗み出そうとしたほどだそうです。

1時間ほどの観光でした。見応え十分です。