今月はいよいよ参議院選。与党自民党、公明党ともに過半数を割りそうな雰囲気ですね。安倍政権からまだ間もないのに自民党の転落ぶりは目を覆いたくなるほどです。昔は左に触れると支持が増えていたようですが、最近は反対のようです。今回の選挙では新しい政党が増えていますね。参政党、日本保守党の知名度が上がってきて、おかげで左寄りの日本の軸が少しは真ん中によって行きそうです。

今回の選挙、論点はたくさんあると思いますが今回は2点に絞って記します。

★減税か給付金か。

ニュースでは減税か給付金かみたいになっていますが、景気を刺激するのであれば両方やった方がいいに決まっています。ただ、短期的な経済刺激効果しかないのに注意が必要です。

そのためには中長期的な対策が必要でしょう。

すぐに財源がどうの、次世代に負担を残さないと言う話になりますが、今ある財源のどこから引っ張ってくるかを考えるのは一つのパイのどこを切り取ってくるかと言う話と同じです。これは経済を成長させる話とは全く違います。

経済を成長させるというのは、パイのサイズを大きくすることです。今Mサイズならそのパイの大きさをLサイズにするのにどうするかを考えなければなりません。それを考えるのが本来政府の知恵だと思いますが、これを考えるには独創的な思考力が必要でしょうね。それも、あらゆる分野と統合したパッケージになっていないといけません。模範解答を追求してきた受験脳の勝者にはなかなかこのクリエイティブな知恵を出すのは難しいかもしれません。

★外国人より日本人

外国人に短期間滞在で健康保険を使用できるようにしたり、生活保護費を認めたりというような話をよく聞きます。日本人の大学生は学生ローンを払うのに苦労しているのに、外国人の留学生には返済不要な留学費を給付したりという話もあり本末転倒ですね。

日本人よりも外国人を優遇するような政策はやめた方がいいと思います。政策に使うお金は日本国民の税金なのですから。

今の政府は財界の言いなりになっているような気がしないでもないですね。

税金は災害復旧や国土強靭化のためのインフラ整備にもっと投入した方がいいんじゃないでしょうか。

参議院選までもう1週間もありません。

しっかり考えて投票しましょう。